オフコース
2000.08.18作成

 すみません、一応中学高校の先輩ということで取り上げさせていただきました(^^;)。

 オフコースの「さよなら」は1979年の12月発売で、たぶん1980年の年明けからかなりヒットしたんだと思います。その後数年間、めちゃめちゃ人気があったようなので、きっとファンだった人もいるのではないでしょうか。ちなみに僕は、当時は全く興味がありませんでしたね(^^;)。

 その後、自分が大学で工業デザインの勉強をするようになり、会社組織の中でデザインをやっていくことを真剣に考え始めたとき、「年をとっても課長だ部長だと行ってマネージメントの仕事はやりたくないな。ずっと現場でデザインしていたい。じゃあそのためにはどうすればいいんだ?」という命題にぶつかりました。
 そういう意味で、僕の大学の教授であり画家でもある重田先生と、オフコースの小田和正は、20年後、30年後の自分はこんなふうにすればかっこよく生きられるのか、ということを見せてくれるよいお手本となりました。60代で、大学教授としての仕事をこなしながら、1年365日、筆を握らない日はないという創作意欲の持ち主である重田画伯。50歳を過ぎてなお現役として新しい作品を作り、それなりにヒットさせている小田和正(知らない人は知らないだろうけど)。まったく恐れ入ります。

 そんな小田和正が「さよなら」を作ったのは32歳のとき。今の僕と同じ年齢です。うーむ。もっとがんばらないと、かっこいい50代になれないかなあ??

 元オフコースのメンバーはそれぞれホームページがありますね。


2000.08.18作成
萩本晋 e-mail: shin@hagimoto.com  url: http://www.hagimoto.com/